内藤忍の資産設計塾 実践編 ―自分も資産も成長する新・資産三分法 |内藤 忍
内藤忍の資産設計塾 実践編 ―自分も資産も成長する新・資産三分法
内藤 忍
自由國民社 刊
発売日 2005-12-14
オススメ度:★★★★
マネックス寄りになるのはやむを得ないですが。 2007-01-08
これは投資をするために必要なテクニックと、人生を豊かにするための自己啓発を結びつけ、両者を同時に実現させるということを目的として書かれた本である、作者は冒頭でそういう意味のことを述べられています。
多くの投資本では、「手段」すなわちタイミングなど技術のことばかりが優先され、「目的」すなわち「何のためにそれを行っているのか」が見失われがちである、とか、「お金がある≠幸福」であるが、夢や目標を実現させるためには、どうしても時間とお金が必要になり、自己啓発系の本ではこういう現実的な面が見失われがちである、こういう主張には強く共感しました。
内容は、人生の夢や目標を実現させるために必要な資産の計算方法、そしてそれのためにどういう運用を行えばいいかの研究、更に投資対象、個別商品ごとにそれをどう活用すればいいかなど、資産運用を始める前に身につけておくべきことがたくさん書かれているように思えました。例えばインデックス投資とアクティブ投資を、市場が非効率かどうかで使い分けるという発想などで、なるほどなあと納得したりしていました。
どうしてもマネックス証券に勤めている人なので、同社の商品や姿勢に対してえこひいきになる傾向(FXや外貨MMFは推奨するけれども、同社で取り扱っていない外国債券インデックスファンドなどが無視されている。etc.)がありますが、その点を差し引いても株式や債券などへの投資を始める前に、読んでおいて損ではなく、むしろためになることが多い本だと感じました。
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