基礎から学ぶデイトレード~マーケットを理解するための思考術 |林 康史
基礎から学ぶデイトレード~マーケットを理解するための思考術
林 康史
日経BP社 刊
発売日 2005-07-28
オススメ度:★★★★
何故、ヴェレズの本の後半をぶった切ったのか、判る様な気もする。 2007-03-02
林氏の学者としての知見と博識、それ以前に
彼自身の経験とキャリアが、反映されて、
極めて幅広く実践的な内容と為っている。
先に翻訳版の出ていたオリヴァー・ヴェレズの
原書に有ったテクニカルの部分を、強引に
ぶった切って仕舞ったのは、自分が
こう言うテクニック本を、書いた時に、
「二番煎じ」の様な印象を、読者達に
与えるのを避ける為だったのかも知れない。
最後の方でギャンの建て玉方が具体的に
述べられている。或いは、若しかしたら、
ギャン自身は「相場の伝説の教祖様」で、
本人は大儲け等出来なかったのかも、
知れない。其れでも、「使えるものは、
どんどん使って行く」と言う、実践的で
プラグマティックな者が、ギャン信者に
為ろうが、為るまいが、関係無く、
其の人自身が、相場で儲けられる訳である。
例えば、林輝太郎氏の相場レポートに
有る建て玉方と、ギャンの3種類の
ピラミディング法、そして更に、
イクォール・サイジング・ポジションズの
建て方と、輝太郎氏の本に有る、
均等分割での仕掛け方を
比較検討して見ると良いと思う。
では、10億円儲けた輝太郎氏と、
「結局ペテン師じゃなかったのか」と
言われたりもする、ギャンとの違いは
何処に在るのか、を考えて見るのも
初心者卒業試験問題として、
適切であるとも、私は、思う。
そして、更に「検証」用にも
使えるCDソフトが、ついているので、
至れり尽くせりだと言う気もするが、
ここいらで、ヴェレズの本の
完訳版を出してみては如何か。
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